KenIsshiki

読書感想文

「死者殺しのメメント・モリア」- 読書感想文

さて、2021年9月に発売された本作「死者殺しメメント・モリア」です。とっくにKindleで購入していたんですがややしばらく色々あって読めずにおりました。主に私の目がおかしくて、Kindleで買ってしまったこともあって、なかなか文字が読め...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-03-002: 叫べばどうにかなる気がした

←previous  これは俺の推測だが――。いまの俺はきっと、人の姿をしていないに違いない。映像化されたとしたらあからさまなモザイク処理をされるような。手足の感覚もないし。そう、着地の瞬間には燃えるような痛みが|奔《はし》ったのだ...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-03-001: 空中散歩

←previous  俺は休憩時間すら与えられることなく、機上の人となっていた。乗っているのはかの有名なティルトローター機、V-22・オスプレイだ。乗り心地とかそれ以前に、俺は睡魔と戦っている。アレだけの戦闘を経たにも関わらず、俺に...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-02-006: あの世界、この世界

←previous  北耶摩は全く無防備に見えた。腕を組んで仁王立ち。どこからどう見ても隙だらけなのだが、俺は動けない。どこを攻めれば良いのか全くわからない。そもそも俺は、中学まで剣道をやっていた他には、何の格闘技の経験もないのだ。...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-02-007: 綺隆との対面

←previous  支給された黒服は、まるで新品のようにパリッとしていた。あの戦いを経たとは到底思えない。普通ならボロ|布《きれ》になっていてもおかしくないほどのダメージだったのだから。ところが、俺の身体には傷一つ残っていなかった...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-02-005: 伏兵だと?

←previous  ギンともザンとも言えない音を立てて、男の手にしていたガトリングガンの銃身がまとめて切断された。それを持っていた男の右腕ごとだ。男の肘付近から信じ難い量の血液が吹き出してくる。俺の身体に派手にかかる。黒一色の出で...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-02-004: ロボゲーマー vs ガトリングマン

←previous  人間の頭ほどもある弾頭が三つ、俺に迫ってくる。それぞれ音速は超えているはずだ。背中が|疼《うず》く。回復しているからだと思いたい。  迫る弾頭は、ご丁寧にも今の俺の場所へ同時に着弾するはずだ。俺の明晰な頭...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-02-003: そいつらのクビを切れ!

←previous  俺が吠えたその直後、俺の頭の中にどこか飄々とした声が響いた。 『あー、もしもし? |高播磨《たかはま》ですー』「間に合ってる!」  営業電話を連想した俺は、即座にそう言い切ったのだが、回線の切り方が...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-02-002: こんな会社、辞めてやる!

←previous  斯くして俺は、黒いスーツ、シャツ、ネクタイを与えられて、「旧市街」と呼ばれる場所へと連れ出された。見覚えがあるようなないような。というよりも原型を留めている建物が一つもない。ことごとく瓦礫、瓦礫、瓦礫、だ。超巨...
カセドラル・ブラッド・本文

CB-02-001: アヴァロン計画

←previous  気がつくと俺はまた、最初の病室と思しきところに舞い戻っていた。まるで何もなかったかのようだ。薄暗い部屋、最低限の備品、硬いベッド……。  バハムートは消えて、なぜか俺が空自のミサイルの直撃を受けた。ところ...
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